現金満タン、ハイオクで。

サブカルチャーがだいすき。ツイッターの延長なので詳しくはツイッターを見てくれ。

霊感ゼロのオタクの心霊体験

オカルトが大好きです。

大学ではオカルトに関係する授業をとりまくり、オカルトに関する卒論を書いたくらい大好きです。ホラー映画も好きなのでTOHOシネマズはもちろん、シネリーブルやシネマートに通い、もっと小さな映画館にも行きます。

夏目友人帳とかしてみたい。私は大阪生まれ大阪育ちで街にしか住んだことがないので、山の人は実は妖怪を見たことがあるのでは?とひっそり信じています。天狗や河童はいるし、八尺様もくねくねも巨頭オもいるし、時空のおっさんも望遠鏡覗いたら走ってくるガリガリの子供もいるし、もちろんUMAも宇宙人もいます。ムー、大好き。

私はシャンプーをしているときにだるまさんが転んだを唱え、真夜中の鏡をわざわざ覗きにいき、「リアル」で見たヤバいお辞儀を試し、異世界に行くエレベーターにチャレンジし、宿泊先の旅館では御札を熱心に探す、自ら怪異に突撃するタイプの女です。でもお風呂場に幽霊は現れないし、鏡にはなにも映らなかったし、お辞儀をしても何も起きなかったし、異世界には行けなかったし、お札はあったけど怪異はなにもなかったし、世の中そんなもんです。(なお私は怖がりではあるので、寝る前にはクローゼットやベッド下を念入りに確認するし、家鳴りや水滴の音にはビクッとなります)

 

そんな霊感ゼロの私が体験した心霊体験?を、Twitterに書いていたので、後から自分が見返せるように少しまとめてみます。なお怖がらせる書き方はせず淡々と事実のみを羅列します。

 

むかーしのこと。

父親は仕事でまだ帰宅しておらず、母と妹はふたりでお風呂に入っていた夜。ひとりでリビングで心霊番組を見ていたとき、ふと「幽霊いるなら見てみたいなー」と口に出して呟いた。それからすぐのこと、テレビの横のドアを長髪の人影が横切った。「ママかな?」と思ったが、耳をすませばまだシャワーの音が聞こえるし、ママは風呂上がりは髪をくくっている。その人影が向かった先にあるのは私の部屋か妹の部屋。
少しゾッとしたとき、固定電話が鳴った。取らなきゃ、と起き上がった瞬間に電話が切れる。タイミングに少し怯えながら履歴を確認すると「内線」と表示されていた。家には固定電話が二つあるが、勿論誰もかけていない。
ちょっとびびりながらその日は特に何もなかったが、翌朝起きたらケータイ(当時はガラケー)に留守電が入っていた。聞いてみたら留守電の時間ギリギリまで無音。「やば、ほん怖きた!?!?」とテンションがあがり、学校で友達に聞かせようとしたが、友達の前でケータイを開いたら留守電が消えていた。(なので嘘松扱いをされた)
それから2年間ほど、不眠症とまでは言わないが、寝不足が続いた。というのも、眠ると必ず「恐ろしいなにか」に追いかけられて突き落とされる夢を見たので。いつもハッ!と起きる。そして数回に1回の確率で、目を覚ましたときドアが少し開いていて、頭が兎でからだが人間の黒いシルエットがじっとこちらを見つめていた。
見つめてくるだけでなにもないんだけどね。全部夢かもしれないし。私の統合が失調気味だったのかもしれないし。
そういった現象は犬が来てから急になくなった。(時々無人のわたしの部屋に向かって吠えるのはこわいからやめてほしい)

 


ひいおばちゃんち(住宅街にあるが戦前からある家で、大人も2階の奥のほうは昼間でもこわくて入れないらしい)の人形だらけの部屋で寝たとき、夜中に目をさましたら人形たちがわたしを見ていた。

 


小学校の修学旅行のときの話。
修学旅行の行き先や宿泊施設は例年同じなのだけど、私達のときはその宿泊施設が改装かなにかで使えないらしく、少し不便な山の中にある古い施設に泊まることになった。
6人一部屋の大部屋に荷物をおろし、水筒の中のお茶を洗面所に流していたら、友達のひとりが「誰か私の肩叩いた?」と聞いてきた。誰も叩いてないよ、気のせいじゃない、とその時は流した。
少し経ってから、別の友達が「足首掴まれた!」と騒ぎだした。大人びたひねくれものの私は「そういうの集団ヒステリーじゃない?」と流したが、みんなざわざわしている。
私はおなじくホラーが好きな友達を誘って館内の探検をしはじめた。私達の学校が使ってるフロア以外は立ち入り禁止だと先生に言われていたので、監視の目を盗んでそっと非常階段で抜け出す。
1階までおりると、ひっそりと地下への階段があった。立ち入り禁止と書かれていたが二人で侵入。降りると空気はひやっとして明かりは殆どついておらず薄暗い。「従業員の人の控え室とかかな?」「シーツの部屋とかじゃない、なんだっけ、リネン室?」と会話しながら薄暗い廊下を進むと、突き当たりがパーティションのようなもので区切られていた。そこには御札が貼られていて、前には白菊が生けられていた。パーティションの奥を覗いたらまだ先はあったが、ここよりも暗く殆ど何も見えない。機械音もなにもなく、不思議なくらい音もしない。「どうする?行く?」「やめとこ……」ということで私達は部屋に引き返した。
そのすぐのこと、私は咳も熱もないのに突如声がでなくなった。「醤油とって」が言えなくて不便だったのを覚えている。
声は回復しないまま消灯時間。同室の友達はすっかり怯えていて、「幽霊とかでるとこじゃないよね?」と聞いてくる。わたしは実害(?)もないしほん怖の序章やんけwとワクワクしていたので特に怯えもなし。
それから翌朝までみんなぐっすり寝たが、変なことといえば、夜中にずっとチェーンソーの音がしていたこと(まあ山だしね……)、変な時間に時計が鳴ったこと、ドアをノックされたけど誰もいなかったこと、くらい。
なーんだほん怖レベルなんてそうそうないよな……と肩を落とし帰路につく。

その後友達に見せられた部屋で撮った写真に手やオーブが映っていたり、夜中に上の階がうるさくて仕方なかったから先生に文句言いに言ってもらったら上の階はフロアごと無人だったりしたくらいでした。ちゃんちゃん。

 


友達がカラオケでみんなと写真を撮ったら、窓の向こうに細長い人影が映っていた。窓の向こうは崖のようになっていて人がいるはずもなく、そのカラオケは真実はしらんが自殺があったと言われているらしい……。その写真を面白がってLINEでシェアしたらみんなスマホから写真を消せなくなったという……。
という前置きを聞かされた上でその写真を鳥貴族で見せられた。コエー!wと言いながら帰宅し(ワンルームマンション)、シャワーも浴びずに寝ていたら、夜中にパッと目が覚めた。不思議だなあと思っていたら、急に耳元で誰かに「ほんとだよ」と言われた。

 


昔怖がりの友達を無理矢理連れて、お化け屋敷に行った。中はうろ覚えだけど病院?みたいなのをコンセプトにしていて、あらゆるところからお化けが出て来て、ホラー大好きなわたしはキャー!ワハハハ!と無事ゴールへ。
怖がりの友達は怖さのあまり半泣きになってキレていて、宥めていたら、出口にいた係員さんに「楽しんでいただけましたかー?😌」と聞かれたので「こわかったですー!後ろから追いかけられるのヤバかったし足首掴まれたときびっくりした!」とハワハワしながら返したら、「転倒事故防止のため足首を掴むことはありませんが……」と返された。
(係員さんは不思議そうな顔したあとヤベッ!という顔をしていて、いやお化け屋敷なら少なからずありそうな出来事だし顔に出しちゃだめっしょ……と思った)

 

これは現在進行形の話だけど、ある時から、財布から少しだけお金がなくなったり、置いてたものの配置が微妙に変わったりしていた。不思議だけど気のせいかなと思っていたら、ある朝起きたら、当時推してた俳優からイベントで貰った飴玉のうちのひとつのゴミがゴミ箱に捨てられていた。私が食べるわけないし、夜中のうちに家族が部屋に来て食べたとは考えづらいし(一応聞いたらみんな否定していた)、そのとき初めてこわくなった。

それ以来、小さなピアスや鍵などのよくある失くしものではなく、本棚にあった辞書や充電器などがたまに失くなる。(なくしものが小さなものからだんだんありえない大きなものになっていく)

また、ベランダに置いてあったレンガの位置が1mくらい夜中のうちに変わっている。風で動くような重さでは勿論ない。

犬は家族以外にはめちゃくちゃ吠えるので侵入者ではないと思っているが、フォロワーは一様にして「ストーカーか夢遊病だ」と言ってくる。カメラなどを仕掛けたほうがいい、と言われたが、毎日なにかが起きるわけではないしめんどいな……まあ私が夢遊病ということでいいか……親や友達と寝ていても指摘されたこと一度もないけど……ということにして今に至る。そういえばスマホの予測変換に使った覚えがない言葉が出てくるのも地味にこわいな。

わたしが変死体で見つかったらもうひとつの可能性だったということですね。わら。

 

 

ところで、ひとりかくれんぼをいつかやりたいのだけど、なかなかやれる機会がない。こっくりさん経験もない。廃墟も行ったことがないし(ホームレスに襲われたり、老朽化した建物のせいで怪我をしたりした事例があるらしいのでさすがに勇気がない)、やりたいけどやったことがない怪異チャレンジが沢山ある。

みんなの怪奇現象も教えてね!よい怪異ライフを!