現金満タン、ハイオクで。

サブカルチャーがだいすき。ツイッターの延長なので詳しくはツイッターを見てくれ。

【ガチ恋の妄言】私にとってのルルーシュという業

わたしが彼を初めて知ったのは小学生だったので「大人のお兄さん」だったのを思い出すと死にたく、なる。

気づいたらルルーシュの年を越えた。彼は死んだのでわたしより年上になることはもうない。大人のお兄さんだったルルーシュが、弟のような年になった。かなしい。なにが悲しいのかわからない。わたしが年を重ねたことが悲しいのではなく、彼が年をとらないことが悲しいのだと思う。

中学生のとき彼は少しだけお兄さんだった。

高校生になり彼と同じくらいになった。わたしからしたらルルーシュはすごく頭がいい大人だったのに、現実の高校生ってこんなもんかぁと思った。世界とか背負えないよなと思う。ルルーシュは凄いのだ。だから死んだんだ。彼が全然凄くなくて馬鹿でしょーもない人間だったらきっと死ななかったのに、と思うが、それはルルーシュじゃないので無理だ。死んだルルーシュが好きだ。辛い。 

18歳になり、大学生になり、20歳で大人になり、今に至る。ルルーシュは大人になれなかったのにわたしはおめおめと生き延びて大人になってしまった、と20歳になったときに思ったことを覚えている。(わたしはメンのヘラです)

ルルーシュの残した世界でルルーシュのぶんまでちゃんと生きなきゃ、と思うが、自分が大人になればなるほど「彼は2次元でアニメだから意味ないよ」というすげ~~~冷静な意識がどんどん大きくなっていく。私は初恋をしまうことができたと思ったけど(初恋の男が生き返ってしまった (「コードギアス復活のルルーシュ」におけるガチ恋の感想) - 現金満タン、ハイオクで。)、初恋をしまった結果なんか中途半端に拗らせたまま続いている気がする。だって私にとってルルーシュはお母さんでお父さんで救世主なので。

ルルーシュはわたしの神様(仮)なのか - 現金満タン、ハイオクで。

 

グラブルコラボのルルーシュがかっこいい。息が止まるほどかっこいい。私はソシャゲPTSDを患っているのでプレイできないのだが、身内にプレイしている人が何人かいるので彼女らが色々見せてくれる。かっこいい。何がかっこいいか考えようとしたけどわからん。私にとって「ルルーシュ=かっこいい」「ルルーシュ=綺麗」なので、具体的にどこが好きか分からない。大好きなお母さんの好きなところが分からない感覚に非常に似ている。ゲロ吐きそう。

ルルーシュが私の「好きな人」のプロトタイプなのでみんなああいう人を好きになる。黒髪でクールそうで中性的に美しくて頭が良ければ最高だ。語尾が言い切りの形が多ければ最高だ。ちょっと抜けたところがあったり実は情に弱かったりするといい。そしてなにより死にそうになる男が好きだ。

そう、ルルーシュが死んでから私は「死ぬ男」が好きになり、原作で死なないなら二次創作で死ねばいいと何回も殺してきた(語弊がある)。

私は「地球滅亡」「死体埋め」「実家放火」を自分のお家芸だと言い張っているが、要するにそういうことだ。暗い二次創作ばかりするのもルルーシュが死んでそういう風に自分の人格が形成されてしまったからだと思う。

もうこれを業と呼ばずに何というか。

あとボーイズのラブの人格もスザルルで構成された。こわい。

精神が死んでどん底のときにルルーシュの声が聞えたくらい限界に彼のことが好きだという話は何度もしたが、私はそれくらい彼を抱えてる。でも日に日にルルーシュがいなくても大丈夫な自分がいる。彼はアニメキャラだから、と割り切れる自分がいる。こんなに好きでこんなに人格に影響を与えたのに、それでもいつか手放せる日がくるかもしれないくらい自分が大人になってしまったのが悲しい。ルルーシュは年をとらないのに。一生交わらないのに。

私はそれくらい大人になってしまったのに、ルルーシュは永遠に大人にならない。そのことがこんなに悲しいとは思わなかった。

ルルーシュがいなくても、何に頼らなくても、生きていけるようにならないと。とは思うが、そんな日が来るとき私は私の人格をこんなに形成したルルーシュを手放すのだとすれば、私の人格ってどうなるんだろう?と思う。いやどうにもならんかもしれんけど。どうにもならないとしても、ちょっとこわいのは事実だ。

もう私にとってルルーシュは運命というより業だと思うが、それくらいメチャクチャにルルーシュのことが好きだ。でも昔は「ルルーシュのためなら死んでもいい」と本気で思っていたが、今は本気10000%でそうは言えない。私が大人になったから。そのことが悲しい。ただルルーシュに見つめられたい。そしたら全部解決するのに。とか思うけど、ありえないって自覚してる。悲しい。