現金満タン、ハイオクで。

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2020年3月に観た映画を振り返る

パラサイトのヒットによりにわかに盛り上がるアジア映画界ですがいかがお過ごしでしょうか。私は諸事情(察してください)により1~2月全然映画を観ていませんでしたが、パラサイトのヒットによりインターネットではにわかに邦画への不満が紛糾したりしなかったりしているそうです。そんな中私は邦画を観たり観なかったり、憂いたり憂うなかったりとしていますが、そんなこんなで、続いたり続かなかったりする映画まとめを書いています。

以下、たぶんネタバレは含みません。一部、映画館ではなくアマプラなどの配信で観た作品もあるため、古い映画も含みます。

 

『犬鳴村』

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犬鳴村 : 作品情報 - 映画.com

臨床心理士の森田奏の周辺で奇妙な出来事が次々と起こりだし、その全てに共通するキーワードとして、心霊スポットとして知られる「犬鳴トンネル」が浮上する。突然死したある女性は、最後に「トンネルを抜けた先に村があって、そこで○○を見た……」という言葉を残していたが、女性が村で目撃したものとは一体なんだったのか。連続する不可解な出来事の真相を突き止めるため、奏は犬鳴トンネルへと向かうが……。

トンチキホラー映画です。ネットでは結構叩かれて……いますが……トンチキ映画が大好きなら笑って楽しめると思います。というのも、序盤のPOVホラー的な始まりが結構良くて、画面の端々に「あれ?今なんかいた?」みたいな怪異の映し方をするので、期待値がそこでかなり上がってしまう。ところがどっこい、本編の殆どが、しっかりCG幽霊がコンニチハするし、ある幽霊なんかベラッベラ喋るので、始まりからの落とし方が凄い。特に劇場を見た限り、普段映画をあまり観ないライト層も多そうだったので、そりゃ評価は落ちるよなと納得(映画をちょっと見る人間でひねくれてる私みたいな人間は、トンチキとして楽しめるけど、それは本来の楽しみ方ではないので……)。

エンドロールの実在する犬鳴トンネルを映すあたりは「ああ確かにここは実在するんだ」と観客にショックを与える良い映像なので、純粋にホラーとして楽しみたい人は序盤の怪異がチラ見えするPOVホラーとエンドロールに金を払ったと思った方がいいと思います。清水崇監督、次があるなら序盤の感じで作ってくれ。頼んだ。

 

『ミッドサマー』

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ミッドサマー : 作品情報 - 映画.com

不慮の事故により家族を失ったダニーは、大学で民俗学を研究する恋人や友人たち5人でスウェーデンを訪れた。彼らの目的は奥地の村で開催される「90年に一度の祝祭」への参加だった。太陽が沈むことがないその村は、美しい花々が咲き誇り、やさしい住人たちが陽気に歌い踊る、楽園としか形容できない幸福な場のように思えた。しかし、そんな幸せな雰囲気に満ちた村に不穏な空気が漂い始め、妄想やトラウマ、不安、そして恐怖により、ダニーの心は次第にかき乱されていく。

天をも突き抜ける(?)評判ですが「普通に良かった」です。それ以上でも以下でもないです。これに関しては斜に構えてあえて低評価なわけでは決してないです。YouTubeにあった短編映画も観ましたが、アリ・アスターはマジで最悪な映画を作る天才だなと思いました。私は推しキャラが人を殺したり実家に放火したりする二次創作ばかりしていますが、自分のことを「倫理観ない話が好き」と言ってたのがマジ恥ずかしいですね。モノホンを前にしたら。

highb.hatenablog.com

 

『1917 命をかけた伝令』

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 (1917 命をかけた伝令 : 作品情報 - 映画.com

1917年4月、フランスの西部戦線では防衛線を挟んでドイツ軍と連合国軍のにらみ合いが続き、消耗戦を繰り返していた。そんな中、若きイギリス兵のスコフィールドとブレイクは、撤退したドイツ軍を追撃中のマッケンジー大佐の部隊に重要なメッセージを届ける任務を与えられる。

死体映画賞があったらきみが受賞や~~~~~!!!

前情報をほぼ入れずに行ったうえにバカなので全編ワンカットなことに調べるまで気付かなかったのですが、気付いてなくても感じるくらい、 戦争映画としての緊迫感がありつつロードムービーのような良さもありました。実際にあったことを元にしていることがエンドロールで示唆されるのですが、エンタメとしてだけの消費を避けつつ説教くさくならないちょうどいい塩梅の戦争映画になっています。画面の端々に動物や人間の死体が多く映るのですが、過剰にグロくするわけでもなく、かといって簡素なただの死体でもなく、「生きていた人間がそこで死んでいる」ことを実感させる絶妙な死体たちでした。死体映画賞があったら少なくともノミネートは間違いない。個人的にはそんなに期待していなかったぶんじわじわ評価が私の中で上がっています。おまけに泣いちゃう。絶品欲張りセットかよ……「良(よ)」……。

 

『スケアリーストーリーズ 怖い本』

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スケアリーストーリーズ 怖い本 : 作品情報 - 映画.com

ハロウィンの夜、町外れにある屋敷に忍び込んだ子どもたちが一冊の本を見つける。その本には数々の恐ろしい話がつづられており、本を持ち帰った次の日から、子どもがひとりまたひとりと消えていく。さらに、その「怖い本」には、毎夜ひとりでに新たな物語が追加されていき……。

怪物お得セット映画。

製作がギレルモ・デル・トロの時点で怪物のクオリティが保証されてる。本に書かれた話が実現するというストーリーなので、オムニバスのように多種多様な怪物とそれぞれの特徴に富んだ襲い方が楽しめる。私は序盤のカカシに畑で追い回される話が、ほん怖でのトラウマが蘇って非常に良かったです。

ホラー映画としては可もなく不可もなくだけど、こういう映画としては一応呪い?の原因やその発生の仕方、根絶の仕方がわりかししっかりしていたので、良かった方ではないかなと思います。出来としては力作という感じですが、怪物の出来が良かったので秀作かなと思います。

 

『初恋』

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初恋 : 作品情報 - 映画.com

天涯孤独の身で類まれな才能を持つ天才ボクサーの葛城レオは、試合でまさかのKO負けを喫し病院へとかつぎこまれた。医師から自分の余命がわずかであるという事実を突きつけられ、自暴自棄になりながら歌舞伎町の街を歩くレオの目に男に追われる少女モニカの姿が飛び込んでくる。ただごとではない様子からレオが反射的にパンチを食らわせた男は、ヤクザと裏で手を組む悪徳刑事・大伴だった。モニカは親の虐待から逃れるため歌舞伎町に流れ着き、ヤクザにとらわれていたという。レオは彼女を救うことを決意するが、その選択はレオがヤクザと大伴から追われる身となることを意味していた。

メッチャクチャいい

何がいいって、うまく言い表せないけど、Rotten Tomatoesでかなりの高評価を獲得しているだけはあります。(『孤狼の血』も高評価だったので、ヤクザものは外国人受けがいいのかもしれないとも思う)

三池崇史監督の映画って玉石混交なイメージがあるのですが、その中で非常に秀逸で、ヤクザ映画としての文脈を踏襲しながらも 暗闇の中でもつれあいながら自分の足で立って一筋の光を見つける純愛映画でもある。基本的に私は純愛映画に対して斜に構えているし、邦画は結局「死ぬなんてだめだ!前向きに生きていこう!」なおわりになるので冷めた気持ちになってしまうのですが、これはそういった邦画のテイストはもちろんあるけど、あまり説教くさくもならないし良いバランスだと思います。

バランスと言えば先に書いたヤクザ映画で純愛映画だという話になるけども、日本刀でスーツの極道vs青竜刀のチャイニーズマフィアという時点でグッとくる。汚職警官に、組織を裏切るヤクザに、冷酷なチャイニーズマフィアとヤクザの親分、カーチェイスにドンパチに血しぶきに生首という時点でだいぶと濃いですが、それでいてブラックコメディな笑いどころもあり、ヤクザの生き方にほろりとしてしまうところもあり、後味のいいおわり方もあり、観ていてしんどくならない程度のいい塩梅で構成されていると感じました。(『孤狼の血』は観ていてしんどい系の映画だったので)(でもいい映画です)

とか色々書いたけどとにかく最高~~~~~だった……時期が悪くて興行収入があまり振るわなかったのが本当にかなしい……

 

チャーリーズ・エンジェル

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チャーリーズ・エンジェル : 作品情報 - 映画.com

国際機密企業チャーリー・タウンゼント社の女性エージェント組織=通称「チャーリーズ・エンジェル」のサビーナ、エレーナ、ジェーンのもとに、「新開発のエネルギーが兵器化される」という情報がもたらされ、それを阻止すべく3人は命を懸けた戦いに挑む。

カテゴリーとしてはスパイアクション映画だけど、女が自由に選択し好きに生きることをとことん描いた映画で、冒頭からオープニングにかけて執拗なまでに「生憎おじさんには用がないんだよ」と言わんばかりの演出。女性がミス独立心と揶揄されるほどに、女性として制限される生き方を拒んで自立してたいと男に呆れながら言う冒頭、様々な年代で国籍の少女たちが楽しそうに遊んではしゃいで勉強して生きている様だけを映したオープニング、男性はむしろ疎外感を覚えない人の方が少ないのでは?と女ながらに思いました。

とにかく女のロマンと奔放な美しさに特化した作品。アクションも派手だし強い女ばかりなので見ていてたのしい!

観ていると、女の自由なあり方とそれを否定する悪者の男(セクハラしたり、女をアクセサリー化したり、パステルカラーが好きだと決めつけたり)が、わざとらしいまでの過度な演出に感じる人もいるだろうし、私も「結構あからさまだな」と思ったけれど、そうまでしないと映画のメッセージが伝わらない層というのは確かにいて、そしてそういう層はこの映画のメッセージを受信した途端映画としての不出来なポイントをやり玉にあげるのだろうと思った。この映画をフェミニズムの一言で片付けていいのか分からないけれど、そういったメッセージも含まれていると解釈したので続けるが、たとえば現代において、フェミニズムやLGBT(Q)が顕著だけど、そういった主義主張(をする人)が必ず美しくて正しくて絶対的に完璧でないと許せない人というのはいる。そして私はそれも一種の差別の形だと思う。主張が必ず美しくて正しくて絶対的に完璧であることに越したことはないかもしれないけど、そんなことは人類史上ありえなくて、私たちは私たちのためにも、例えば(創作物のクオリティとして)くだんないフェミニズムやくだんないLGBTQの創作物が成立する余裕を持たないといけないんじゃないかなと思う。そういう意味でも、チャーリーズ・エンジェルの出来がいち映画として粗があったからといってそのメッセージを無下にしていいわけではないし、まあそういうことを置いておくにせよ私はアクションも派手でスッキリする面白い映画だと思いました。

 

エスケープ・ルーム』

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エスケープ・ルーム : 作品情報 - 映画.com

謎の送り主からの招待状に応じて賞金1万ドルの懸かった体験型脱出ゲームに参加することになった、内気な理系女子大生ゾーイ、冴えないフリーターのベン、元陸軍兵士のアマンダ、裕福な投資家ジェイソン、中年のトラック運転手マイケル、ゲーム愛好家のダニー。6人がシカゴの高層ビルに集まると、外界から隔絶された部屋に閉じ込められ、何の前触れもなく突然ゲームがスタートする。姿の見えないゲームマスターの仕かけた命懸けのゲームに翻弄される6人は、死に物狂いでゲームを進めていくうち、それぞれが過去に大惨事に遭い、その場で唯一の生存者だったという共通した過去を持っていることが明らかになる。

不況のあおりを受けて年々賞金の額が下がるデスゲーム界、まさかの1万ドル!!!逃走中に出た方がコスパいい!!!!!

内容は典型的な脱出ゲームだけど、ステージがコンパクトで多種多様。死に方も『SAW』シリーズみたいにえぐくないから観ていて胃もたれもしないし、キャラクターもデスゲームでは欠かせないよくあるキャラたちのオンパレードだし、『CUBE』のような展開もありつつ、非常に良い意味でスナック感覚で楽しめた。ちょっと疲れたときに摂取したい映画ですね。オロナミンCみたいなもんです。ワンチャン続編作ったるでwみたいな終わりは私は潔くなくてあまり好きではないのですが、本作はなんだかそこも含めて楽しかったです。

話は逸れますが、私もロスチャイルド家みたいな大金持ちだったら、数億くらい賞金にしてデスゲーム主催したいですね。金をちらつかせたら人間がどこまで醜くなれるのかを鑑賞したい。……と一緒に観た友達に言ったら「最後にプレイヤーに反逆されて殺されそうだから嫌だ」と言われました。善良な人間をプレイヤーにするのは心が痛むので、野放しになってるレイプ犯とか優しい老人から金をむしり取った詐欺師とかをプレイヤーにしてぇな……と思いつつ鑑賞しました。

続編も楽しみです。

 

『屋根裏の殺人鬼 フリッツ・ホンカ』

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屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ : 作品情報 - 映画.com

第2次世界大戦前に生まれ、敗戦後のドイツで幼少期を過ごしたフリッツ・ホンカ。彼はハンブルクにある安アパートの屋根裏部屋に暮らし、夜になると寂しい男と女が集まるバー「ゴールデン・グローブ」に足繁く通い、カウンターで酒をあおっていた。フリッツがカウンターに座る女に声をかけても、鼻が曲がり、歯がボロボロな容姿のフリッツを相手にする女はいなかった。フリッツは誰の目から見ても無害そうに見える男だった。そんなフリッツだったが、彼が店で出会った娼婦を次々と家に招き入れ、「ある行為」に及んでいたことに、常連客の誰ひとりも気づいておらず……。

地獄を煮詰めたような映画。引くほどにきったねぇ酒クズしか登場しない。登場人物たちの倫理観と薄汚さが闇金ウシジマくんのそれ。てっきり『ハウス・ジャック・ビルト』のようなしゃらくせえ思想のシリアルキラーの映画かと思いきや、美学(笑)や芸術性(笑)や殺人哲学(笑)が一切ない

ホンカを含めた役者たちの演技が真に迫っており、薄汚くて臭くて哀れで仕方が無い気持ちになる。これが実在した殺人犯の話だということも含めて(『永遠に僕のもの』のように脚色はされているのかもしれないが、エンドロールで流れた実際の事件現場の写真を見る限りすごく再現度は高かった)、社会の鼻つまみ者の行く末、その場末が、どこかもの悲しくもある。主人公のホンカは酒さえ飲まなければ気の小さい男で、殺人も遺体の解体も酒の力がなければできない。もちろん酒が人を悪人にするのではなく、酒がその人の本性を暴くだけの話であるので、身勝手な殺人を繰り返したホンカに同情の余地は一切ないが、しかし、彼の通うバーの人間たちがそうであるように「酒におぼれるしかない」人たちとそれを生んだ社会背景を考えるとやはり切ない気持ちにもなってしまう。ホンカが異常であったというよりも、いつかはどこかで起こってしまう一連の殺人だったのだと思う。映画全体に漂う哀愁はそのせいだろうか。

 

『仮面病棟』

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仮面病棟 : 作品情報 - 映画.com

先輩医師から頼まれて一夜限りの当直をすることになった速水だったが、その夜、ピエロの仮面をつけた凶悪犯が病院に立てこもり、速水らは病院に閉じ込められてしまう。犯人に銃で撃たれて傷を負った女子大生の瞳を治療した速水は、瞳とともに脱出を試みるが、かたくなに通報を拒む院長や、院長とともに何かを隠している様子の看護師、さらには身元不明の入院患者や隠された最新鋭の手術室など、次々と不可解な事態に直面する。

まあまあ出来のいいフリーホラゲ。海外で「これがジャパニーズ・ムービーです!」つって紹介されたら「恥ずかし~~(T_T)」となるだろうし正直興行はさして振るわないだろうが、私は『十二人の死にたい子供たち』のガッカリを踏まえて一ッッッ切期待をせずに観たので、予想していたよりは面白かった。この物語の一番おいしいところである「病院の秘密」が、序盤で予想していたものがドンピシャ大当たりだったので、謎解きの下りでニヤニヤしてしまったが(トリッキーな秘密ではないので当たる人は多いと思います)、それを差し引いてもまあまあ楽しめたのではないかと。上映終了後に後ろの席に座っていたヤンキー二人組が「まあまあ大きい病院なのに監視カメラないのおかしない?」とごもっともなツッコミをしていて笑った。

 

 『グエムル 漢江の怪物』

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グエムル 漢江の怪物 : 作品情報 - 映画.com

(配信にて鑑賞)

ソウルの中心を貫く漢江(ハンガン)の河川敷で、小さな売店を営みながら暮らすパク一家。普段と変わらない日を送っていたパク一家の面々だったが、ある日突然、漢江から飛び出してきた謎の巨大な怪物に娘ヒョンソを奪われてしまう……。

オチを含めて「韓国が作ったパニック映画」感がある(褒めてます)

開始5分で怪物が出てきてパニックに陥るので非常にお得感があります。もうただお得。ゼロ年代の映画なのでCGには若干違和感がありますが、特にそれがひっかかるほどではありません。個人的な感想ではあるけど、あんまり怪物が生まれる経緯に納得がいかなかったのと、怪物がでかめのエイリアンみたいな感じで特に目新しさがなかったのと、結局怪物自体に魅力を感じられなかったので、パニックが冒頭に詰められててあとは捜索にうつるため期待していた感じではなかったな~というのも正直な感想です。

ただ、アメリカだと遠い異世界のような感じだけど、見知った隣国がモンスターでパニックになる様は見ていて新鮮で良かったです。

オチは「ポ、ポンジュノ~~~~~~!!!!!!!!!!!」になった。

 

『ピラニア3D』

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ピラニア3D : 作品情報 - 映画.com

(配信にて鑑賞)

毎年スプリング・ブレイクには、町外から45000人以上の学生がやってくるビクトリア湖。例年は、酔っ払いの学生とそれに対する地元の老人からの苦情に悩まされていた町役場だったが、今年は湖に突如として発生した外来種の人食い魚の対応に迫られることになる……。

 おっぱいと水着を楽しむ映画

 パリピがこれでもかというくらいに出てくるので悪い意味でB級映画として認識されていますが、意外とパニック映画の文脈をおさえた正統派だと思います。オチも含めてナンセンスなのを分かって作っている感じ。海でのパニックもあるしスナック感覚で楽しめます。

 

 

というわけで4月も観たい映画があるからコロナ早く死滅してほしい。