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加州単騎アジアツアー2019を振り返る日記

本日6/25に加州単騎2019のアーカイブが配信された。それを観ていたら色々思い出したので、当時の所感を残しておきたいなと。思って。

 

私は佐藤さんのおたくではないので日本公演のみの参加となった。

ま~~~~まず始まるまでやさぐれてた。というのも「刀ミュくんが何考えてるかわからないょ。。。。」的な状態になっていたからだ。


まず紅白を終えて、刀ミュは次の目標へと向かう第二章に入るとなんだか偉い大人たちが言っていた。そりゃあいいことだと私。けれどもその「大事な第二章の始まり」でなぜ再放送同然のみほとせを再演するのかが私には分からなかった。刀ミュくんに求めているのは果てしないワクワクと目新しさであり(まあ私の一方的な感情なのですが)(オタクはわがままなので)、新作を一年半も待たねばならない理由がよく分からなかった。コンテンツの成長を考えるなら新作をやるべきではないかと。まあそれはオタクのわがままとも言えてしまうのですが。
加えて単騎2018のCDが2019のあとに発売と知り、なんかシンプルに「商業的になに考えてるか分からん」となった。

2019が2017と2018の総まとめであることはすでに海外公演に参加していたおたくから聞いた。果たしてそれで単騎をすることに意味はあるのだろうか、と思ってしまった。
だけど日本公演しか参加していない私はアジアツアーの内容をどうこう言う資格はないとも思っている。現場に行かないのなら文句はたらせない。なので心の中にもやもやをためたままの幕張となった。

 

当日。
なんだかんだで浮かれオタクなので「アモーレだし頭にバラでも作るか~!」と新宿のいつものサロンでセットしてもらった。予約した時間まで少しあったので、大森靖子を聴きながら無意味にHALの周りをぐるぐるして時間をつぶした。私は自意識過剰おたくなので、刀ミュや俳優が好きということがバレるのが嫌で、その日はキスマイのおたくの振りをしてサロンを乗り切った。キスマイの質問をふられてもよく分からなかったので、たぶん嘘はバレている。かなしい。
新人さんだったのかバラはすぐに崩れた。なんか幾重にもなっている「何か」になってしまった。それもあって割とやる気は低めだった。


本番。
目下の私の悩みは「これ立ってええんか?」だった。周りのおたくもざわざわしていて、耳をすませば「これ立ってええんか?」という話をしていた。悩むよね。わかる。そこで会場アナウンスで「観劇の際は背中をつけて前のめりにならず~」という聞き慣れたものが聞こえ、会場中が「あっ観劇パターンね!」となったのを感じた。正直幕張だしライブだし立ちてぇな~~~座るんか~~~というおきもち。
が、始まってみると、数曲目で加州が「立って!」的なジャスチャーをしていた。おたく困惑。その後MCにて「立ってってゆったの!」的な発言があり、そこから全員起立。いや立っていいんか~~~~~いアナウンスと連携とってくれマジで~~~~~となったが、

まあその、結論から言えば「やっぱ最高じゃん」だった(ちょろおた)

正直「え~~~~刀ミュくんやっぱアタシのこと愛してんじゃん!!!(にやける顔文字)」だった。

内容が総まとめであることは否めないが、アジアでやるということをメインに据えているため、海外の人からしたら初見なので総まとめなのはむしろ好ましい「大きな展開をしてほしい」と言いながら無意識のうちに海外の人目線など広い視野で考えることを忘れていた。そういう自分を、コンテンツのこと好きって言いながら自分の思い通りであってほしいだけじゃん、と恥じる。けれども自分の思い通りになってほしいと思うこと自体は悪ではないので、これからもひっそり内心そう思い続けるが、ちゃんと広い視野で物事を考えたいなぁと心底思った。反省します。

とにかくうまく言えないが、なんか普通に楽しかった。やっぱりこのコンテンツが好きだしずっと応援したいし願わくば来年も単騎してほしいな~~とおもた。
ライブ!!!派手!!!加州清光です!!!!楽しめ!!って感じ。

幕張を一人で埋められるのはすごい。かつては6人でプレライをしていたのに、今や1人で幕張を埋められるコンテンツになった。そこにはおたくの応援も、佐藤さんの努力も、スタッフさんたちの支えもある。そういう多くのことが重なって今に繋がっていることをなんだかすごく尊いなと思った。
初めてトロッコ(ムーヴィングステージ)が出たのも、遠くの人にまでちゃんと観て貰えるようにという配慮を感じたし、ちゃんと真剣にコンテンツやってるジャンという思いになった。


終わってアパホテル
幕張でライブがあったときはあのアパホテルにおたくが大量発生する。荷物を預けるときにクロークの人に「こいつもおたくか」と思われていないかどきどきしてしまう。事実なのだが。
ちなみにあのアパホテルはライブがあるときはいつもなぜか5000円ジャストだ。払いやすくて有り難い。ちなみにこのときアパ直に入ったがその後一度も利用していないので意味が無い。アパホテル時期によっては意外と高いんだよな。京急インとかヴィアインのほうが意外と安かったりする。アパに一万は払いたくないと思ってしまう。たぶん出張の多い父にアパの悪口をすり込まれているからだ。
ソワレが始まるまでカレードリアを食べた。窓の外はまだ明るい。少し行くとディズニーがあるんだよなと思うと不思議な気分だった。ディズニー帰りであろう車をみながら、「おまかせ」でチンしたのであろう生ぬるいカレードリアを食べた。正直ハチャメチャ眠かったがへアメをしていたので寝られない。頑張って寝ようとうつぶせを試みたが、化粧が崩れると気づいてやめた。
ついでに酒も飲んだ。私はいつもマチソワ間に時間があると軽く飲むのが常だ。ローソンでチーズを生ハムで巻いた一口サイズの天才的おつまみを買ったのでそれをつまんでいたら秒でなくなった。

みほとせに関しては、カレードリアと酒を飲み食いしながら少し冷静になった。チケットとりやすかったみほとせの再演を望む声が多かったということは新規のファンが増えたということで喜ばしいことであるし、今後の新作を考えると、脚本的にターニングポイントのひとつであったみほとせを再度やることは何かしら意味があってのことだと思い直した。冷静にならないといけないよね。ほんとごめんな刀ミュくん。

私はマチソワ間を近くのホテルで待つ時間が好きだ。なんだかそのときは「これ食べたらソワレ間に合わないかな」とか「眠いけど寝ちゃ遅刻するよね」とか「でも足痛いから休めてラッキー」とか、常にソワレのことが頭にある状態が、自分がそのためだけに存在するものになったみたいで凄く心地よい。アトラクションの待ち列みたいに、ワクワクを抱えたまま時間を過ごせるのがいい。最高。愛してる。Kiss。


ソワレ。
立っていいんだよね……??みたいなかんじで皆中腰で困っていた。立ちたい。立ちたい私は中腰のまま、ええいままよと意を決して立った。ら、ちょうど私は比較的前の席にいたのだが最前あたりにいたガッツらしきおたくと目が合い、「コクン」と頷かれた。めっちゃ私の眼を見ていた。今でもそのときのその人の頷きの勢いを思い出すと面白くなってちょっと笑ってしまう。
私たちみたいな人がいっぱいいたのか結局ソワレは立ってスタートした。

 

内容については配信の通りなので省くが、「今日も加州でいてくれてありがとう」と思った。(あと令和を連呼していて可愛かった。)
私は原作で元々加州が好きだったので、ミュの加州に思うところがないかとよく聞かれるのだが、それはそれと分けられる人間なので特に思うことはない。ミュではこうなのだととらえているし、そういう加州も好きだし、その加州の集大成がアジアツアーだ。単騎に来て色々なことを思い直した。商業としてなにを考えているか分からないことが今もあるが、まあきっとなるようになる。そう思えるようになっただけで、幕張に来てよかったなと感じている。

願わくば来年も佐藤さんの加州が単騎をしてくれたらいいなぁと思う。し、そういう余裕のあるコンテンツであり続けてほしい。とりあえず♥フェにトロッコ出してほしい。